太田 敏彦
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突然ですが、あなたにとって『肩こり』ってどんなイメージですか??
肩がこり硬まっているいることでしょうか??
それとも肩が重い感覚ですか??
肩こりを改善するためには、まずは『肩こり』というのを正確に理解しなければいけません。
パソコンやスマホなどの普及で肩こりに悩んでいる人はとても多いです。
ひどくなってくると、頭痛で日常生活にさえ支障をきたすケースさえあります。
肩こりで悩んでいる人にとって、肩こりのない人生は憧れかもしれません。
ここでは、なぜ肩こりに悩んでいる人がパーソナルトレーニングで改善していくことができるのかについてお伝えしています。
肩こりを改善させるうえで全員が知っておくべきこと
なぜ冒頭で肩こりのイメージを聞いたのかというと、肩こりを改善していく上でとても大事だからです。
例えば、もしあなたが、肩こりを『肩が凝り固まっている状態』と考えていると、マッサージなどでほぐすことが一番正しいように感じます。
マッサージを受ける人の9割以上は肩こりを感じています。
しかし、マッサージを受けたあとは解消したように思えても、またすぐ戻ったりしませんか??
その理由は、肩こりの原因を取り違えているからなんですね。
肩こりの原因は、肩が凝り固まっているからではないです。
肩こりというのは、『日常生活において肩に負担がかかり続けている状態』です。
なぜ負担がかかり続けているかというと、肩の筋肉により負担がかかるような体の使い方をしているからなんですね。
例えば、それが『姿勢』だったり、また『呼吸』だったりします。
ですから、私たちは肩が凝り固まっていたら、無意識のうちにそれをほぐすことが正しいように思ってしまいますが、根本の原因にアプローチしないと、改善にはつながっていかないんですね。
なぜパーソナルトレーニングで肩こりが改善するのか??
肩こりというのは、『日常生活において肩に負担がかかり続けている状態』でした。
そのため肩こりを改善していくためには、日常生活において肩にかかりやすくなっている状態を解消していくことが大事になってきます。
日常生活で負担をかける原因の大部分をしめるのが、『姿勢』です。
姿勢というのは、筋肉バランスの成績表とFit Axisではお伝えしています。
つまり筋バランスによってあなたの姿勢は作られているんですね。
私たちは『姿勢が悪い』ということを、ただ単に意識をしていないから悪い、というふうに考えています。
しかし、姿勢が悪いのは、じつは意識していないからではありません。
姿勢が悪いのは、筋バランスが取れていないから悪いんですね。
筋バランスは、全体の筋肉の強弱によって決まってきます。
ですから弱い筋肉は意識して使えるようにしたり、強くしたりしなければいけませんし、強い部位は緩めたりしていくことで、バランスを整えることができるようになります。
また弱い筋肉ができる原因は、体の間違った使い方にあるので、ただ筋肉を鍛えるだけではなく、同時に体の使い方も変えていくことも必要になってきます。
パーソナルトレーニングで肩こりが改善できるのは、姿勢を改善するためのトレーニングメニューをつくって、それを正しく行なっていくことがベースだからです。
そもそも姿勢が悪い状態で、トレーニングをするというのは、怪我につながってしまいます。
なぜならトレーニングというのは負荷をかけることなので、姿勢が悪いと、身体に正しく負荷がかからなくなってしまうので、怪我をするリスクがとても高まるんですね。
そのためパーソナルトレーニングでは、どのトレーニングをするにしても、姿勢を分析することから始めて、問題があればそれを整えることを優先します。
それはトレーニングもあれば、ストレッチ指導や筋膜リリースをすることもあります。
それによって筋バランスを整えて姿勢をよくした上で、身体を動かしたり、トレーニングで負荷をかけていくんですね。
今後の人生で肩こりに悩まない体をつくる!!
いまや国民病と言われる『肩こり』。
とても多くの人が悩んでいるにもかかわらず、その対処法は人によって全く違います。
湿布などに頼る人もいれば、薬を飲む人もいます。
マッサージに頻繁に通う方もいれば、肩甲骨体操をひたすらしたり、ストレッチをする人もいるかもしれません。
どれも決して間違いではありません。
人によっては、ちょっとした運動を継続するだけで、緩和する人もいるでしょう。
しかし、なぜ肩こりを感じるのかというと、日頃から肩に負担がかかるからでしたよね。
マッサージやストレッチ、体操などのように負担を取り除くアプローチと、負担がかからないようにするアプローチは違います。
今後の人生で肩こりに悩まない身体をつくるには、この2つをしっかりと分けて考えることがとても大事になってきます。
あなたは、普段どっちのアプローチをしていますか??