まだ油は控えたほうがいいと思っていませんか??積極的に摂りたい油vs控えたい脂

油、脂質
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太田 敏彦

【全米スポーツ医学協会公認のパーソナルトレーナー】【動作改善のスペシャリスト】 順天堂大学スポーツ健康科学部卒業。 卒業後、身体をより良くするためには、なぜ人の身体が壊れるのかを知らないといけないと考え、オリンピックトレーナーの治療院で経験を積む。 その後独立。 そういった経験から、ただ魅せる身体作りをするのではなく、『スタイリッシュでかつ動ける身体』づくりをサポートするため、パーソナルトレーニングやセミナー活動、当サイトFit Axisメディアを運営している。分かりやすいトレーニング指導とコンディショニング整体を組み合わせる効率的なパーソナルトレーニングセッションや、豊富な事例から導き出されたセミナーが実践的だと好評。過去には最大700名の前でのセミナー実績がある。

テレビ東京さんの「ソレダメ! あなたの常識、非常識。」という番組で、油について特集が組まれていました。

 

それを見ていて、まず驚いたのは、今回取材を受けていた老舗の天ぷらやの揚げ油に、オリーブオイルを使っていたことには驚きました。

このお店だけなのか、オリーブオイルで天ぷらを揚げるのがスタンダードなのかは分からないところですが、個人的には米油かなーと思っていたので、これは意外でした。

 

あなたは、揚げ物や炒め物を作るとき、どんな油を使っていますか??

油にも、加熱に向く油と向かない油があるので、それを知っておくことはとても大事ですよね。

ちなみに米油も火に強い油です。

 

それ以外での全体的な感想として、やはり「油」ってイメージは良くない認識がまだまだ強いのかなと感じました。

 

手っ取り早く、かつ効率的に、ダイエットや健康を手に入れたいのなら、「油」を変えるのが近道です。

ですから、番組の基本的な部分の復習も踏まえながら、ぼくが日ごろ意識していることも含めて、書いていきたいと思います。

油はカロリーが高いから控えたほうがいい??

なぜ、「油」が世間的に敬遠されてしまうイメージが浸透してしまったのか。

それは、やはりカロリーが高いからでしょう。

 

糖質、タンパク質の1gあたり4kcalに対し、脂質は9kcalですから倍以上です。

そして、そのうえ、肥満をはかるのも、「体脂肪」や「内臓脂肪」の量が基準になるので、油をとると、余計良くないように思えてしまいます。

 

だからといって、脂肪をとりあえず避ければいいとい考えるのは、ナンセンスです。

 

脂肪(脂質)は三大栄養素の一つで、糖質やタンパク質と同じように大事ですし、脳の7割が脂肪でできているため、脳の機能にも大きく影響してくるんですね。

 

じゃあどのような脂肪を摂っていったらいいのか。

また摂らないほうがいいのか。

それを解説していきます。

積極的に摂りたい油vs控えたい油

積極的に摂りたい油で真っ先にお勧めしたいのが、魚の油です。

つまり魚を食べましょうということです。

 

僕自身も、こんな感じで、特に鯖缶はストックがあり、よく利用しています。

鯖缶、サバ缶

もはや、いろんな鯖缶を集めるのが趣味と言っても過言ではないくらい笑。

冗談ですが。。

ただスーパー行ったら、新しい鯖缶がないか見に行ったりはします。

 

それ以外に摂りたい油をあげるなら、エゴマ油や亜麻仁(アマニ)油です。

亜麻仁油、アマニ油

この2つの注意点は熱に弱いため、そのままドレッシングにするのがベスト。

ボクも、サラダにはこの亜麻仁(アマニ)油とバルサミコ酢をかけて食べています。

 

そして、テレビではあまり取り上げられませんでしたが、控えたい油で、まず真っ先に上がるのは、マーガリンなどの『トランス脂肪酸』でしょう。

脂肪を語るなら、まずはここから始めるべきです。

これは、常温で固形になっている不自然(人工的)なもので、脳に全く良くありません。

アルツハイマーなどの脳疾患や心疾患リスクにつながります。

どれだけ控えめにみても、バターの代用にはならないので、徹底的にやめるべきかと。

なぜ積極的に魚の油や亜麻仁油や荏胡麻油を摂らないといけないのか

脂肪は、その構造や性質によって、大きく2つの種類に分類されます。

それは、『飽和脂肪酸』と『不飽和脂肪酸』です。

 

魚の油や、亜麻仁(アマニ)油、荏胡麻(エゴマ)油は、不飽和脂肪酸に分類されます。

そして、その不飽和脂肪酸のなかでも、オメガ3脂肪酸というものに分かれます。

 

このあたりの専門用語は、覚える必要はありませんが、つまりこのオメガ3脂肪酸が、体に良い影響を与えるということです。

良い影響というのは、血管を保護したり、悪玉コレステロールを除去し、善玉コレステロールを増やしたり、また中性脂肪を落としたりします。

このようにみると、まさしく『生活習慣病を改善する油』です。

ですから、ダイエットしたければ、正しい油を摂るのを考えることも大事なんですね。

 

結局、生活習慣病になるのは、食事であれば、脂肪を極度に抑える意識が浸透していたり、また、摂っている脂肪のバランスが崩れているということが、1つの原因です。

 

魚の消費量が下がっていることは、いちいちデータを出さなくても、心当たりのある人は多いでしょう。

そして荏胡麻(荏胡麻)油や、亜麻仁(アマニ)油などは、よっぽど意識している人でなければ、通常の食事からなかなか摂らないですよね。

 

だからこそ積極的に摂っておきたい油になります。

もちろん、それ以外の種類の油が悪いわけではありません。

 

大事なことは、オメガ3脂肪酸の摂取量に比べると、他のタイプの油を摂りすぎる傾向にあるので、そこを控えること、つまりバランスを摂ることです。

オメガ3脂肪酸が絶対的にいいとか、そういうことではなく、あくまでバランスなので、その辺りはお間違いのないように。

 

脂肪を変えるだけで、全てがうまくいく

いかがでしたか。

脂肪って、そもそも言葉からしてネガティブな印象を抱いてしまいがちです。

 

だからこそ、正しく向き合うだけで、効率的にに体調を良くして、健康になれる手軽な手段にもなります。

 

ただ少し質のいいものに変えるだけ。

これだけなので、本当におススメです。

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